こんにちは!!伊丹市北野にあるこころ整骨院鍼灸師の井上です。
今回は前々回にご紹介した女性疾患の続きを書こうと思います。
逆子治療、頭痛、冷え性についてです!!
生理痛・PMS・更年期障害についてはこちら↓
目次
逆子治療
逆子とは??
お腹の中の赤ちゃんは通常、頭をしたにした状態でママのお腹の中に入っています。この状態が頭位(とうい)です。しかし、なんらかの原因で頭が上に来ている赤ちゃんがいます。この状態が逆子で、医学的には骨盤位と言います。
逆子だからといって赤ちゃんの成長や母体に悪影響が出ると言うことはありません。
しかし、分娩時の逆子のままだった場合、へその緒が圧迫されやすかったり、時間がかかったりする可能性が高まります。 また、分娩に時間がかかり過ぎると赤ちゃんが低酸素状態になって仮死状態や後遺症を引き起こすリスクもあります。
原因
逆子の原因の多くは原因不明です。明らかに原因と言われているものは全体の中でも一部分しかありません。母体側と胎児側のどちらかに異常があることで、逆子が起きるということが明らかになっている原因の一つです。
冷えも主な原因として考えられています。冷えによってお腹周りの血行不良が起きると逆子になりやすいとも言われいます。
鍼灸治療
血流を良くするため、お灸も加えて治療します。
至陰(しいん)
場所…足の小指の外側で、爪のつけ根
効能…逆子をはじめ、足のほてり・冷え、頭痛・頭重、鼻づまり、便秘、夜尿症、肩こり
三陰交(さんいんこう)
場所…三陰交のツボは、足のくるぶしから指幅4本分上がった骨際
効能…逆子、安産だけではなく、婦人科系のツボとしても有名です。不妊症、生理不順、生理痛、冷え症、更年期障害
※上記以外にも体質、そのときの体調に合わせた経穴を使用していきます。
頭痛
①偏頭痛
血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるのが片頭痛です。
主にこめかみから目のあたりが発作的に痛み、痛みの発作は4時間~数日間続きます。
片側に現れることが多いですが、両側から痛むこともあり、痛みが起きると、光や音、においに敏感になるのが特徴です。
女性ホルモンと関連があるため女性に多く、20~40代女性に起こりやすい頭痛とも言われています。
②緊張型頭痛
無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。
特に、首筋の筋肉が弱い人ほど、頭部をしっかりと支えることができずに頭痛を引き起こしやすい傾向があります。
偏頭痛との違い
※ 多くの場合、ズキン、ズキンとした拍動性の痛みではないこと、また、頭を動かしても痛みが激しくなることはないことです。吐いたりすることもありません。そのため、能率は落ちるものの、がまんすれば何とか仕事や家事を続けることが可能で、日常生活に大きな支障をきたす「偏頭痛」とはこのあたりが大きく異なります。
原因
精神的ストレスや、痛みや眼精疲労による刺激によって引き起こされる筋肉の収縮が原因になります。また、そこで起きた頭痛がストレスや刺激となり、さらに筋肉を収縮させて頭痛をひどくするという悪循環ができてしまいます。
鍼灸治療
頭痛の場所の経絡上の治療
①太陽経頭痛
後頭部から項背にかけて痛み
②陽明経頭痛
前額部やコメカミ部あるいは眉骨にかけての痛み
③少陽経頭痛
両側(側頭部)の痛み
④太陰経頭痛
頭痛は頭重感、被帽感、腹満、自汗がある。
⑤少陰経頭痛
脳や、後頭部、歯にかけての痛み
⑤厥陰経頭痛
頭頂部から頭角にかけての痛みがあり、気上逆の自覚あり、嘔吐することがある。
冷え性
冷え性は①「四肢末端型」②「下半身型」③「内臓型」④「全身型」の4種類に大きく分けられます。
①四肢末端型
手足やその先が冷えやすい四肢末端型の冷え性は、10代から20代の若い女性の中でも、やせ形や過度なダイエットを行っている女性で食事量が不足すると、体を温めるエネルギーが足りない状態になり、その結果手足の末端まで血流が行き渡らなくなってしまう。
<特徴>
●手足やその末端が冷える
●寒い場所では手足の先から冷えやすい
●冷えと同時に肩こりや頭痛を感じやすい
②下半身型
腰から下が冷えやすい下半身型は、デスクワークなど、長時間座った状態では、お尻をはじめとした下半身の筋肉が硬直します。その結果、足の血の巡りが滞ってしまい、下半身の冷えを引き起こしてしまいます。一方で、上半身には血が巡るため、顔がほてりやすいという特徴もあります。運動不足によって下半身の筋肉が衰えている場合も、このタイプの冷え性が考えられます。
<特徴>
●手は温かいが、足は冷たい
●上半身に汗をかきやすい
●寒い場所ではふくらはぎや足先が冷えやすい
③内臓型
「隠れ冷え性」とも呼ばれる内臓型は、30代以降の女性に多く見られます。ぽっちゃり体型の方や食欲旺盛な方も、実はこのタイプの冷え性であるケースが多いといわれています。
内臓型は手足や体の表面には冷えを感じにくいため、初期では自覚できないケースも少なくありません。しかし、対策をとらなければ内臓は冷え続け、内臓機能の悪化の原因にもなってしまうため、発汗やお腹の張りなどを感じた場合は注意が必要です。内臓型の冷え性には、次のような原因が考えられます。
<原因>
●過去に腹部の手術を経験したため、血流が悪くなっている
●生まれつき寒くても血管が収縮しにくいため、熱が外へ逃げやすい体質である
●ストレスが溜まり、自律神経が乱れている
●体を冷やす飲食物を摂取しがちである
<特徴>
●手足や体の表面は温かいけれど、お腹が冷えやすい
●全身に汗をかきがち(汗によって冷えやすい)
●厚着をしていても体の冷えを感じる
●寒い場所では下腹部や太もも、二の腕が冷えやすい
●冷えと同時にお腹の張りを感じやすい
④全身型
全身型は、常に体温が低く、季節を問わず寒さを感じるタイプの冷え性です。若者や高齢者に多く見られ、自覚症状がないケースも多く見られます。
このタイプの冷え性のおもな症状としては、一年中冷えを感じていることから、冷えの自覚症状が乏しいという特徴があります。しかし、慢性的なだるさなども全身型の症状として出ることがあり、そのままにしておくと身体機能の低下にもつながります。
全身型の冷え性の原因としては、不摂生や食事量の不足などによる基礎代謝の低下が挙げられます。また、体質や服用薬の影響などによって、全身が冷えてしまうケースもあります。
※冷え性は単なる冷え性じゃないこともあります。
冷え性は、寒さや血行不良が大いに関係しますが、さまざまな対策を講じても治りにくい場合はほかの病気が隠れているケースもあります。
低血圧や貧血、膠原病や甲状腺機能低下症、ASO(閉塞性動脈硬化症)など
鍼灸治療
①陽虚(陽気不足による冷え)
陽気とは身体を温める働きのある事で陽気不足になると、手足の冷え、顔色が白っぽい、下痢などが見られる。
②血虚(血の不足によって出現する病証)
顔色が白く艶がない、口唇の色は淡々、眩暈、目がかすむ、動悸、不眠、四肢の痺れなどが見られる。
頭痛、冷え性は女性になりやすいというだけで男性にも起こりうります。
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